面接の話。
今回の転職活動だが、反省点がかなり多いのと、せっかく5社面接したので、それぞれの印象と今後に活かせそうな部分を思い出し、ここに残しておこうと思う。もしも将来役立つかもしれないし。
まず、だ。
まず、転職はすぐに決まるもんじゃない。
当たり前だろっておもうかもしれないが、世の中の《人手不足》という言葉を信じ、私は軽んじていた。私は、次の転職先を決める前にやめた。正直に言おう、転職は働きながら探した方がスムーズだし、気持ちが楽だ。私の場合は辞めるのに1年も交渉したのと激務だったのでタイミングがあわず、それに加えて自分が次の仕事が何をしたいのか、定まっておらずとりあえず辞めたかった。やめたらやりたいことみつかるっしょ!!笑と思い、辞めたんだ。
当時の私。ばかやろう。
けど、辞めれてよかったねと労わせてくれ。。
それぐらい辞めるの大変だったから......,
さ!いざ、辞めて1ヶ月は最高である。
色々な場所に遊んだりしたが、次のやりたいことが浮かばない。おかしい。きっと何日かたったらやりたいことでてくるよなって思ったけど、やりたいことがない。前職でやりきってしまった感が強すぎて爽快感しか残ってない。まずい。このままではまずい。
そう思って、無料のセミナーに参加してみた。
ニートや、高卒、さまざまな人が通えるもので、Jという会社だった。国の委託で就職サポートをしているようだ。美容業界じゃないところでやってみるか!と思い、無料説明会に参加してみた。そこではかなり本気度が高い内容と熱意を感じ、7日間のカリキュラムに参加を決意。カリキュラムの内容が充実していて飛び込み営業みたいなのもカリキュラムに入っており、ワクワクしかなかった。そして何より、カリキュラム終了後に必ず面接の場を設けてくれるのだ。また、集団面接というのもあり、転職にはかなりいい。
実際7日間のカリキュラムは本当に学べたし、楽しかった。不安だったビジネスマナーが学べた事と、前職でやってきたことが間違いでなかった事に気づかされ、再確認もできた。前職で働いてよかったと思えた、厳しい中で働いてきてよかったと心から思った。
だがしかし。順調にも思えたこのセミナーを私は辞退する。やめて1ヶ月だった事と、美容業界に片足入ってる状態で、求人を見れば、営業が多く、どうしても愛着が湧かなかった。まぁ、富士山に登りたかったから、そっち優先させただけってのもある。
多分ここでそのまま受けていたら絶対内定は貰えてたと思うし、こんな先延ばしになることもなかったと思う。笑 けど、富士山は私にとって一大イベントであった。後悔はしていない。ビジネスマナーと勇気をもらえて転職の準備は万端になったのだ。
次に私が手をつけたのはハローワークだ。
雇用保険の手続きのついでみたいなスタートだったが、ここで求人をひたすら探してみた。
ハローワークは、若い会社が多い印象、たまに古い会社があったり、さまざまだったがネットの求人に書かれているような誘い文句や甘い言葉を書いてるような会社は少なく、データとして出してるなぁといった印象だった。
さ、決まりました。
安定した市場、安定した職、というキーワードで検索の元。競争率が高いと噂の医療事務に応募してみた。医療事務といっても風通しが良いと書かれていたし、実際サイトを見ると美容師に似ていた気がした。そしてお給料がいい、ボーナスがいい......私はとりあえずそこに応募してみることに。
書類選考が通り、面接は多分人事のおっちゃんと、その部下のお姉さんがしてくれた。
本院のある日本橋での面接。
初めてのスーツ、トーンダウンした髪色、控えめなメイク、できる女風ヘア、完璧である。
入ってすぐ、受付のお姉さんに紙をもらい、いくつか質問が書いてあったので記入した。というか、受付が美人しかいないんだけど。
紙にはうる覚えだが、前職を辞めた理由、辞めてから今まで何をしていたか、志望動機、なぜこの会社にしようと思ったのか、自己PR.部活動、アルバイト経験、前職の経験、などだったかな、記入。
面接はとても丁寧で、未経験でも安心して働ける印象であった。面接のおっちゃんの苦労話とかを聞いて、思わず涙が出そうになったりし、私も前職がかなり厳しかったこともあり、人間関係も工夫だらけだったので、気持ちがわかったつもりだったので感情移入してしまった。だからこそ、すげぇなこの人と思ったし、私もこんぐらいの根性でやってやるわ!って意気揚々。面接は割といい感じで終わった。私は小学生の時に少年野球をやっていたのだが、それはかなり印象が良かったようで盛り上がった。過去の自分グッジョブ。おっちゃんも未経験でも安心してくださいねって言ってくれた、これはもしや一発で内定貰っちゃえる?なんて思ったんだけど、
.........落ちた。
社会は甘くない。
続く